iEnt Times

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本BLOGは、アイエントが推し進めるOMOやDXについて、
サービスの詳細な解説を交え書き綴ります。
日々進化する機能やサービス、クライアント様の実績などもご紹介いたします。
2024/10/16

情熱と経験を武器に、技術の力でビジネスの未来を切り拓くエンジニアリーダー ーシステム開発部 執行責任者 吉川 幸治

こんにちは、アイエント株式会社の泉山です。

【社員インタビュー VOL.11】をお送りします。

 

今回は、長年システム開発でキャリアを積んできた経験豊富なベテラン、吉川 幸治さんにインタビューをしました。

いつも冷静で視座が高く、いつも状況を的確に把握してくれる頼れる存在です。

 

ぜひ御覧ください。

 

 

<PROFILE>

システム開発部 執行責任者 吉川 幸治(Koji Yoshikawa)

 

これまでのキャリアについて教えてください

CSK(現SCSK)で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートしました。

2000年にCSKの同期に誘われる形でビズシークに参加、その後ビズシークの買収先である楽天で各種サービスの開発およびその責任者を担当。2023年11月からアイエントに参加しています。

 

これまでプログラマーからマネージメントまで勤めてきましたが、一貫しているのは開発の現場に関わり続けてきたことです。

 

また、これだけ長くやっていると、随分と多くの修羅場も経験をしてきました。

楽天ですと関わるシステムの規模やトラフィックもちょっと普通のレベルではないですから、その経験値は結構自慢できるんじゃないかなと自負しています。(笑)

 

 

 

現在の業務内容について教えてください

TaxFreeOnline.jp の開発責任者を担当しています。

 

サービスの要件定義から設計、プログラミング、インフラ構築、リリース、運用まで、エンジニアのスキルとノウハウが必要な領域には全て関わるようにしています。
加えて、開発にかかわる周囲の関係者とコミュニケーションをとることも欠かせない大切な業務です。

 

 

エンジニアとして開発業務に携わる中でのやりがいを教えてください

やはり、オーナーの横で技術やサービスに対して非常に広い責任を持って業務にあたれることでしょうか。

これはアイエントの大切な文化だと思っていて、私個人やエンジニアだけの話でなく、キャリアに関わらず参加している皆が同じような関わり方をしています。

自身としては、その環境で、これまでの経験を全てぶつけながら仕事にあたれることが、非常に楽しく感じています。

 

 

開発における課題はありますか?

組織にいわゆる開発文化を醸成してゆくことでしょうか。

 

事業として成果をだすことがなによりも大切なことだと考えているので、ここにはエンジニアチームだけでなく事業メンバーに開発というものを理解してもらうということも含まれています。

 

システム開発のあまり嬉しくない真実として、チームの組み合わせ方やそれぞれの仕事への関わり方が適切でないがゆえに、いくらスキルを持っているはずのメンバーが集まっていても、いつまでたってもプロジェクトが完了しないということが起こります。そういう現場はこれまで何度も見てきました。

 

現在、自分が取り組んでいるのはその真逆で、事業と開発が一つのサービスの両輪となって、最短・最速で成果をだせるようなフォーメーションになれることを目指して日々の業務に取り組んでいます。

 

また、経営者から見てもシステム開発というのはソースコードの一行一行やアーキテクチャの細部までを直接目で見て確認できるものではなく、またエンジニアサイドにも客観的にスキルを証明する資格が必要な商売ではないので、システム開発というのがそもそもブラックボックス化しやすいということがあります。

 

そのため、なにか問題が起こった後にそれぞれの当事者から話を聞いても「真実は藪の中」になりやすい世界なんですね。

そしてそういったことが罷り通る世界では、エンジニア側の当事者に悪意がなくても、嘘偽り、誤魔化し、言い訳が蔓延る世界になることは想像できると思います。

 

したがって、そういったことにならないよう、経営者の真のパートナーとして技術的な専門性とビジネス上の客観性を両立する、そういったことができる開発組織を作りあげることが大切な課題だと思っています。

 

仕事をするうえで心がけていること、注意していることはありますか?

自身のことでいえば、現場にいるシニアということもあって "仕事の基準を落とさない" 英語で言うと "raise the bar" を率先することですね。

 

仕事の基準線はオーナーが決めるにしても、現場が高いレベルを当然のものとして身体化してゆくように働きかけるというのは、大切な仕事だと思っています。

 

今時点でできないことがあるのは全く気にしないのですが、それでも最終的なOKラインを自分の側からは下げない、むしろ上げてゆくと、そういうことですね。

 

これは、私が頑張って誰かの基準を引き上げるというよりは、全員が自分たちで基準を上げて行けるようにそれをサポートする、というイメージが近いかもしれません。

 

もう一つは、"Open mind" と "Talk straight" ですね。

 

小さなチームで高い目標を目指しているので、自分自身の小さなエゴを取り繕っている余裕もないですし、全力でことにあたらないといけないですから。

要は、みんなで全力をだすにはどうしたら良いか?ということを気にしている、ということでしょうか。

 

現在、開発チームで働く中で感じる良さはありますか?

なんといっても、規模から想像できるよりもスキルフルなメンバーが集まっているということですね。

そのため、会話のスタートが、一流と呼ばれる企業水準の高いところから始められるんですよね。これはとても刺激的なことです。

 

 

 

こんな人と働きたい、こんな人はアイエントで楽しく働けそうというイメージはありますか?

自身はエンジニアなのでそういった視点で見てしまうと、基本的なエンジニア適正はどうしても必要ですね。

 

その上でそれ以外のことについて言うと、ついついなんでも考えちゃうような人。要は、目の前に起こっていることについて否応なしに考えてしまう人。なんでそうなっているのか?それでいいのか?こういうふうにできるんじゃないか?そういうことを思いついちゃう人。

 

あとは率先して動けること。別に他人の仕事を取るということではないので、自分の領域についてで良いのですが、全部をお膳立てできるような企業ではありませんので、自分で動き方を考えて動ける人。

 

最後は、今いるメンバーで最高の結果を目指すことができる人ですね。よく組織の形の例でいわれますが、指揮者がいるオーケストラのメンバーではなく、全員がお互いの音を聞き合って最高のセッションを作り上げるバンドのメンバーのイメージですね。

 

逆に、良いアイディアをたくさん出しても、それを実現するのがむしろ自分の仕事の本分なんだと考えていないタイプは、ちょっと難しいかもしれません。手を動かすのではなく、口を出すことでその場を動かそうとするタイプといいますか。

これは自分がエンジニアだからこそ、特にそう思うのかもしれませんが。

 

アイエントの強み・魅力は?

これも、どうしてもエンジニア目線の話になってしまうのですが、よいしょでもなんでもなくオーナーの強さだと思っています。

 

オーナーの大森は起業家でアイディアマンであると同時に、製造業のコンサルタント出身で、エンジニアリングの本質に対する洞察を深く持っています。これはとても稀有なことだと思っています。

 

そして、我々は、正しい方向に向かって正しい努力をすることを常に求められていると感じています。
エンジニアの嘘や誤魔化しは通用しないので、油断をしていると、得意の冗談を交えながらも背筋が伸びるようなことを言われることもあります。

 

そういった環境で、職業人として真剣に勝負をすることができるというのは、なかなか得難くエキサイティングなものだと思っています。

 

 

これからアイエントでどんなことを実現していきたいですか?

自分は、長い間、ネットの業界で様々なサービスを開発・運用する仕事をやってきました。

ですので、とにかくこれまで踏んできた場数や経験を全て出しきってアイエントの成功に貢献したいと考えていますし、そういったところで役に立てると信じています。

 

最後に、仕事終わりや休日は何をして過ごしていますか?

自分の中ではやりたいことのリストを作って持っているのですが、最近だと

・猫を飼い始めた (アメショの渚君)

・海の近くが良いと思い、茅ヶ崎に住み始めた

・奥さんと共同で、山梨で小さなハーブ畑作りにチャレンジしている

・DIYでウッドデッキ作りを始めようとしている

 

といったところです。

 

 

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